予測不能の為替市場

FXのファンダメンタルブログ。何故相場が動いたのかを探る。

2017/4/27振り返り ECBとか

4/27 木曜日

昨日はECB政策金利発表まで主要通貨ペアでの動きが弱い。

ポンドだけが解散総選挙発表以来ジリジリとポンドル・ポン円・ユーロポンドで買われているのが顕著な動き。

 

日銀金融政策発表でしたが現状維持のままで、特に市場でも意識されてる様子はありません。

金利も据え置き。

今後もテーパリングの姿勢が見えない限りはあまり注目されないでしょう。

事実今回も動きはなしです。円の注目は薄い。

 

そして、ECB政策金利発表

こちらも金利は据え置き。

注目されたドラギ総裁の会見ですが、

 

ユーロドル5M

f:id:mainichifx:20170428145108j:plain

 

「ユーロ圏の景気回復が底堅さを増し、下振れリスクは一段と後退した」

との冒頭で発言し一気に上昇、しかしその後「出口政策の順序を現時点で議論する必要ない」と発言し、質疑応答などでもまだ緩和縮小には早いといった発言が出る事で下落。

といった流れで、フォアードガイダンスはありませんでした。

 

市場の注目がフランス大統領選からECBの緩和解除になっているなかでしたので、まぁ下げました。

しかし、今後もECBの動きには注目すべきでしょう。

 

 

今日はイギリスのGDP

アメリカ・カナダのGDP

アメリカとカナダが予測に対して矛盾した乖離がつけばトレードしたいと思います。

 

また明日、イギリスを抜きにしたEUのサミットがあり離脱に向けた話しあいが行われますので注目したいと思います。

 

要人発言

黒田日銀総裁

出口に差し掛かった時に適切なコミュニケーションをとる

地政学リスクが経済・物価に影響すれば、中央銀行として対応する

 

ドラギえんもん

量的緩和は規模や期間の拡大が可能、見通し悪化なら

量的緩和は今年12月末またはそれ以降も必要に応じ継続する

出口政策の順序を現時点で議論する必要ない

ユーロ圏の景気回復が底堅さを増し、下振れリスクは一段と後退した

 

発表された経済指標

日銀政策金利発表

-0.1% 据え置き

ドイツCPI

前回1.6%  予測1.9%  結果2.0%

ECB政策金利発表

0% 据え置き

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気になるテーマ
北朝鮮問題
フランス大統領選
イギリス解散総選挙
米国と中国の貿易
トランプの税制改革の詳細 
FOMC6月の利上げの行方
FOMC利上げ 回数
ECB利上げの行方
日米通商 FTA交渉
NAFTA交渉 
BOE利上げの行方
・ユーロとの離脱交渉
ブレグジットによるユーロへの分担金
ハードorソフト
 
今後の予定されているイベント
4/28 米政府の暫定予算の期限
4/29 非公式EUサミット 英抜き
5/2 メランション陣営会議
5/7 フランス大統領選
5/4 英・地方選挙 スコットランド議席変動に注目
5/11~13 G7財務会合
5/26~27 G7首脳会談
6/8 イギリス解散総選挙
6/11・18 フランス議会選挙
 
 ドイツ選挙 9月