予測不能の為替市場

FXのファンダメンタルブログ。何故相場が動いたのかを探る。

2017/7/7  欧州緩和解除・国債購入増額

2017/7/7

期間が空いてしまいました。先週のユーロの上昇については先週書きたかったのに。。。

大きな流れが変わる時は自分のトレードチャンスですからね。。

 

さて先週6/27 ドラギ総裁の発言抜粋

The first is confidence that monetary policy is effective and the transmission process will work. All the signs now point to a strengthening and broadening recovery in the euro area. Deflationary forces have been replaced by reflationary ones.

原文まま

 

市場はこの部分で反応したようですね。デフレ圧力がリフレ圧力へ。

まだまだ時期尚早みたいな言い方おおかったのに急にリフレ圧力に転換していく見通しって発言。

このタカ派発言でユーロが強い。

 

翌日にECB関係者が火消しにまわるような、市場のはやとちりだよーってのがヘッドラインに流れてましたが無駄無駄無駄ーーーー

 

ユーロドル日足 赤矢印が6/27発言日

f:id:mainichifx:20170707194951j:plain

 

フランス選挙後すぐにテーパリング観測が出てましたが、実際フランス選挙後はずっと上げてますユーロ。

 

 

次にBOE

ドラギ総裁発言の翌日ですね。

カーニー・BOE総裁が、BOEが今後数ヵ月のうちに、「金融刺激策の一部解除についてする必要が出てくる」と発言。

カーニー総裁は1週間前のマンションスピーチでは、「今は利上げの時期ではない」といってたくせにです。

 

その緩和解除の判断材料として

・企業投資があがり個人消費の落ち込みをカバーできるか

・賃金や労働コストが改善されるか

EU離脱交渉が経済がどう影響するのか

があげられています。

 

ちなみにそんな事いってますが、今日

鉱工業生産指数 [前月比] 前回0.2%  予想0.4%  結果-0.1%
製造業生産指数 [前月比] 前回0.2%  予想0.5%  結果-0.2%

さっそく指標悪いのに反応して若干下がってますねー

今後も英指標は注目です。特に企業系。

 

で、本日

長期金利が0.105%に上昇し、5カ月ぶりの水準で

オペ増額や指値オペに期待されていました。ブルームバーグさんいわくね。

 

各国の国債金利が上昇していますね。ドイツの上昇すごいですね。

ユーロが国債購入額徐々に減らしているそうです。

日本も上がっていました。

 

話それましたが、

日銀が7日午前、指定利回りで無制限に長期債を買い入れる指し値オペ公開市場操作)と長期債買い入れの増額を通知し、日銀の思惑通りに長期金利は0.100%を下回った。円相場は対ドルで一時1ドル=113円77銭と約2カ月ぶりの円安・ドル高水準に下落した。(日経引用)

 

これが本日の上昇ですね。最近長期金利みてませんでした。

しかし、今回ので分かりましたね。日銀は本気で0.100%をこえさえる気がないんだと。

金利が上昇していたら10時10分が定例ですので注意していきたいです。

 

それでわ。また何か動きがあれば更新していきます。

 

本日は雇用統計です。

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