2017/7/14 カナダ利上げとイエレン総裁議会証言
2017/7/14
カナダ銀行(中央銀行)は12日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて0.75%とした。経済は潜在成長率を上回るペースで成長し、需給ギャップは解消されると確信していると表明。今年のGDP成長率見通しを2.6%から2.8%に引き上げた。
カナダ中銀は声明で「政策金利目標の今後の調整は、インフレ見通しに関する指標で決める。先行き不透明感や金融システムの脆弱性を引き続き考慮する」とした。
インフレが低迷する中で利上げすることの矛盾を認め、「(インフレの弱含みを)どれほど重要視しないでも良いかを判断するために」短期的な物価の動きを引き続き注視するとした。電気料金の還付などの一時的な要因で物価が抑制されているとも指摘した。
*カナダドルは中銀の発表を受け、対米ドルで1%近く上昇して1米ドル=1.28カナダドル近辺と約1年ぶりの高値になった。(ロイター)
カナダ中銀が7年ぶり利上げ、金利0.75%に 今後の決定は指標次第 | ロイター
素晴らしい動きを見せたカナダドル
さらに、イエレンが 下院で証言
米経済は緩やかな利上げとバランスシート縮小を吸収できるほど十分健全だとした上で、金利は上昇しており、FRBが考える自然利子率に到達するまで「それほど引き上げる必要はないだろう」との考えを示した。
追加の利上げを急いでないようです。
これもドル売り要因となりドル売りのカナダ買い。
これで9月でバランスシート縮小、12月利上げのシナリオが濃厚になってきました。
本日も証言がありましたが、目新しいアナウンスはありませんでしたね。
ドル円のさらなる上昇は厳しいように思いますが。。。
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