予測不能の為替市場

FXのファンダメンタルブログ。何故相場が動いたのかを探る。

2017/7/21 日銀・ドラギ・ランド・トランプ何がなんだか

7/20の相場

色んな事がありすぎて何を書いていいのやら。

 

まず日銀。

GDP上方修正されましたが、あまり注目さていないですね。

2017年度が0.2 2018年度が0.1%上方修正されています。

注目を浴びたのはインフレ目標の達成時期が2018年度ごろとしていたのを、19年度ごろになるとの発言。

緩和姿勢の維持としてドル高円安に進みました。

 

ドラギ総裁会見

緩和解除、正常化への議論があったのかどうか。9月のECBで正常化への話し合いが行われるのかどうかが注目でした。

それに対しては、景気判断は下振れから中立にの姿勢を示した上で、正常化への議論は全くなかったとの事。議論すべき時期についてもまだ決めるべきではないと。

ただ、明確な時期は話しませんでしたが秋に話し合う事を示唆。

 

これでユーロ爆上げ。

さらにモラー特別検察官、トランプ氏のビジネスに捜査範囲を拡大とのヘッドラインが出るとドル売りが加速して

ユーロドルがさらに上がりました。

f:id:mainichifx:20170721180504j:plain

 

正直、当たり前の事しかしゃべってないのですがユーロ強い。

ユーロは売りで入ってす切ってドテン。若干プラスでした。

 

イエレン総裁発言についての前回記事からドル円に関してはずっと売りばっかりではいってます。

 

それよりも昨日の一番のサプライズは南アフリカの利下げです!

ドラギさんの会見中でしたね。

ZARめちゃ下げ。

 

いやー何がなんだか。

 

ドルは利上げスピード落ちて、政治不安もあって弱め

ポンドは利上げするのしないの?インフレ下振れ

ユーロは緩和時期いつ?

カナダはまだ利上げするのか

円はどーでもいいや

AUDは今日副総裁が他国追従の緩和解除しないつってたね

 

ちょっと色々9月も動いてきそうかな?

 

でわ。

 

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2017/7/14 カナダ利上げとイエレン総裁議会証言

2017/7/14

 

カナダ銀行中央銀行)は12日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて0.75%とした。経済は潜在成長率を上回るペースで成長し、需給ギャップは解消されると確信していると表明。今年のGDP成長率見通しを2.6%から2.8%に引き上げた。

 

カナダ中銀は声明で「政策金利目標の今後の調整は、インフレ見通しに関する指標で決める。先行き不透明感や金融システムの脆弱性を引き続き考慮する」とした。

インフレが低迷する中で利上げすることの矛盾を認め、「(インフレの弱含みを)どれほど重要視しないでも良いかを判断するために」短期的な物価の動きを引き続き注視するとした。電気料金の還付などの一時的な要因で物価が抑制されているとも指摘した。

 

カナダドルは中銀の発表を受け、対米ドルで1%近く上昇して1米ドル=1.28カナダドル近辺と約1年ぶりの高値になった。(ロイター)

カナダ中銀が7年ぶり利上げ、金利0.75%に 今後の決定は指標次第 | ロイター

 

素晴らしい動きを見せたカナダドル

 

さらに、イエレンが 下院で証言

米経済は緩やかな利上げとバランスシート縮小を吸収できるほど十分健全だとした上で、金利は上昇しており、FRBが考える自然利子率に到達するまで「それほど引き上げる必要はないだろう」との考えを示した。

 

追加の利上げを急いでないようです。

これもドル売り要因となりドル売りのカナダ買い。

 

 

 

これで9月でバランスシート縮小、12月利上げのシナリオが濃厚になってきました。

本日も証言がありましたが、目新しいアナウンスはありませんでしたね。

ドル円のさらなる上昇は厳しいように思いますが。。。

 

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2017/7/12  ポンド売り

2017/7/12

 

昨日はブロードベント副総裁の講演があり、現在ポンドの利上げがあるのでわ?といった流の中、事前にポンドは買われていました。

しかし実際には特になにも金融政策について言及せずだったようで期待外れの売りへ。

 

自分は日本時間からポンド円を買っていましたが、戻しが強く建値撤退・損切を繰り返していました。

そんな中ポンドが急に下落。金融政策に言及せずのヘッドラインが流れたので売り。

 

そしてトランプ大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏が昨年のロシア人弁護士との面会について、関連する電子メール公開のニュース流れ円買いが加速。

ポンド円S大きく取れました。

  

さらに本日

イングランド銀行(英中央銀行)のブロードベント副総裁は、利上げに票を投じる考えにはまだならないと述べた。利上げへの圧力が増しているとの認識は示した。
  同副総裁はプレス・アンド・ジャーナル紙とのインタビューで、金融政策委員会(MPC)が「利上げの方向に向かう理由はあるが、まだ見極められないことが多数ある」とし、「現時点で利上げの決定をするのはやや用心が必要だ」と語った。(ブルームバーグ

 

これで英・失業率が発表されるまでポンド下落が続きました。

昨日高値から200pips下がりました。

円安トレンドが継続しており、どこまでいくのかという状況でしたから今日まで下落が続くとは思っていませんでした正直。今日は円買い強いです。

 

ドル円115円近辺まではいくかなーとか考えてたんですがね。

 

 

今日はカナダ中銀の政策金利発表

利上げ観測がでています。

・次回の利上げを示唆 サプライズ買い

・利上げ無し サプライズ売り

・利上げからの無風 事実売り

 

この感じの考えでトレードしていきます。

 

現在イエレンさんの議会証言の原稿がでました。

金利は中立水準に達するまで大きく上昇する必要ない」

これで下落していますね。

もともと9月はバランスシート縮小になり、12月に利上げなのではといった観測が出ていたので不思議ではないとは思いますが。

 

23時からの議会証言。質疑応答でのやり取りも注目したいと思います。

 

 

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2017/7/7  欧州緩和解除・国債購入増額

2017/7/7

期間が空いてしまいました。先週のユーロの上昇については先週書きたかったのに。。。

大きな流れが変わる時は自分のトレードチャンスですからね。。

 

さて先週6/27 ドラギ総裁の発言抜粋

The first is confidence that monetary policy is effective and the transmission process will work. All the signs now point to a strengthening and broadening recovery in the euro area. Deflationary forces have been replaced by reflationary ones.

原文まま

 

市場はこの部分で反応したようですね。デフレ圧力がリフレ圧力へ。

まだまだ時期尚早みたいな言い方おおかったのに急にリフレ圧力に転換していく見通しって発言。

このタカ派発言でユーロが強い。

 

翌日にECB関係者が火消しにまわるような、市場のはやとちりだよーってのがヘッドラインに流れてましたが無駄無駄無駄ーーーー

 

ユーロドル日足 赤矢印が6/27発言日

f:id:mainichifx:20170707194951j:plain

 

フランス選挙後すぐにテーパリング観測が出てましたが、実際フランス選挙後はずっと上げてますユーロ。

 

 

次にBOE

ドラギ総裁発言の翌日ですね。

カーニー・BOE総裁が、BOEが今後数ヵ月のうちに、「金融刺激策の一部解除についてする必要が出てくる」と発言。

カーニー総裁は1週間前のマンションスピーチでは、「今は利上げの時期ではない」といってたくせにです。

 

その緩和解除の判断材料として

・企業投資があがり個人消費の落ち込みをカバーできるか

・賃金や労働コストが改善されるか

EU離脱交渉が経済がどう影響するのか

があげられています。

 

ちなみにそんな事いってますが、今日

鉱工業生産指数 [前月比] 前回0.2%  予想0.4%  結果-0.1%
製造業生産指数 [前月比] 前回0.2%  予想0.5%  結果-0.2%

さっそく指標悪いのに反応して若干下がってますねー

今後も英指標は注目です。特に企業系。

 

で、本日

長期金利が0.105%に上昇し、5カ月ぶりの水準で

オペ増額や指値オペに期待されていました。ブルームバーグさんいわくね。

 

各国の国債金利が上昇していますね。ドイツの上昇すごいですね。

ユーロが国債購入額徐々に減らしているそうです。

日本も上がっていました。

 

話それましたが、

日銀が7日午前、指定利回りで無制限に長期債を買い入れる指し値オペ公開市場操作)と長期債買い入れの増額を通知し、日銀の思惑通りに長期金利は0.100%を下回った。円相場は対ドルで一時1ドル=113円77銭と約2カ月ぶりの円安・ドル高水準に下落した。(日経引用)

 

これが本日の上昇ですね。最近長期金利みてませんでした。

しかし、今回ので分かりましたね。日銀は本気で0.100%をこえさえる気がないんだと。

金利が上昇していたら10時10分が定例ですので注意していきたいです。

 

それでわ。また何か動きがあれば更新していきます。

 

本日は雇用統計です。

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2017/6/18 FOMCとBOE

先週はイベントが盛りだくさんでした。

 

FOMCですが事前の予想通り25bpの利上げを決定。

しかし、事前にCPI・小売売上高発表で動きすぎたたのか反応がにぶい。。。

消費者物価指数(CPI) [前月比]

前回0.2%  予想0.0%  結果-0.1%

消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]

前回0.1%  予想0.2% 結果 0.1%

 

(米) 5月 小売売上高 [前月比]

前回0.4%  予想0.0%  結果-0.3%
 5月 小売売上高(除自動車) [前月比]

前回0.3%  予想 0.1%  結果-0.3%

 

今回は利上げは織り込み済みで、景気指標や物価の伸びが良くないなかで今後の利上げに向けた考え方の変化があるのかって所が注目されていたのでインフレ指標に反応したと思われます。

予想との乖離も結構ありました。

 

f:id:mainichifx:20170618232407j:plain

 

FOMCに関してはバランスシートの年内縮小が発表されましたね。

 

自分はイエレンさんが話し終わったら売ろうと緑の矢印ポイントでS。

しかし、CNBCが映像を切っただけで実はまだバランスシートについてしゃべっていたっようで上げましたw

で、実際に喋りおわった後に下がるという。。しっかり事実確認しないといけませんでした。

 

 

BOE

政策金利は据え置き。据え置きは予想通りでしたが3人の政策委員が利上げを支持した事に反応し、ポンドは上昇しました。

カーニーさん会見は火災の件で中止です。

 

ポンド上昇はこの利上げ支持が増えた事はインパクトがでかいと思いポンド円でIN。+50pip。

ポンドの方向性が上昇に変わるかなと思ってますが、今日の24:00からのユーロ離脱交渉がどうなるのか。。。

明日の窓にも影響するのか。どうなのか。

 

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2017/6/13 ECBと選挙とカナダと

先週からもりだくさんのイベント

 

8日のECB

ECBは予想通り、資産買い入れやマイナス金利などの金融緩和策を維持。リファイナンス金利は0.00%に、限界貸出金利は0.25%に、中銀預金金利はマイナス0.40%にそれぞれ据え置いた。

「理事会はECB金利が長期間、かつ資産買い入れの期間後も当面は現在の水準に据え置かれると想定している」とし、低金利維持の表現で従来の「より低い水準に」の文言を削除した。

ドラギ総裁は理事会後の会見で、追加利下げの文言を削除した理由について、超低インフレのリスクが後退したためとし、「こうしたリスクが再び台頭すれば、もちろん金利を引き下げる用意がある」と述べた。

総裁はまた、ユーロ圏の成長見通しに対するリスクは「おおむね均衡している」とし、従来の「リスクは下向き」の文言から変更した。

一方で、総裁は、理事会で将来のテーパリング(資産買い入れの段階的縮小)に関する議論はなかったと明らかにした。(ロイター)

 

少しECBの姿勢が緩和解除にむけ変更しているようにも見えますが、ここまで期待先行だったことや、ポンドの選挙も影響してなのかユーロ下げましたね。

 

 

イギリス総選挙

グラフィックス

 

保守党が過半数割れ

メイ首相が辞任するのではとの憶測がありましたが、続投するようです。

離脱交渉次第ですがどうなるでしょうか。

 

カナダ 

カナダ銀行中央銀行)のウィルキンス上級副総裁は12日、国内の景気回復が各地域やセクターに広がっていると強調し、政策当局者に「勇気づけられる理由」を与えていると述べた。経済が勢いを増しつつある中、利上げの準備が整っていると、これまでで最も強い調子で示唆した。予想外の発言を受け、カナダ・ドルとカナダ国債利回りは急上昇した。(Bloomberg

 

これを本日の昼に知りまして、後追いで買い+17までいきましたが、戻したところで-3。

最近相場とかみあっておらず、イベントで右往左往してマイナスが続いております。

ルールを再確認して再現性のあるトレードをしていきたいと思います。

 

それでわ。

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次の政策金利
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2017/6/6 豪ドルの色々と明日のイベント

さて、ブログは毎日やる意味があまりなくなったというか、トレンドを追っていますと転換点は毎日あるわけではないので、イベント事や気になった事があれば更新したいと思います。

 

で、昨日からの豪ドル/円

 

f:id:mainichifx:20170607184240j:plain

豪・1Q経常収支 前回 -35億 予想 -5億 結果 -31億

思ったより悪く下落。経常収支ってこんな動くもんなの?

 

その後、政策金利

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は6日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。据え置きは10カ月連続。

中銀は第1・四半期の成長率が予想以上に鈍化した可能性に言及する一方、「経済成長率は今後数年間で緩やかに上昇し、3%を若干上回る水準に達することが引き続き予想される」とし、景気の先行きについて明るい見通しを示した。

 

これで少し戻し、本日の朝

豪・1QGDP(前年比) 前回2.4%  予想1.6%  結果1.7%

昨日の総裁の発言もあってかすんなり上げて、ほぼ全戻し。

 

今日は特にもう材料がありません。

 

明日はイベントが盛りだくさん

・20:45 (欧) 欧州中央銀行(ECB)政策金利 

・21:30 ドラギ発言

・イギリス総選挙(日本時間の8日午後3時から9日午前6時まで)

・23:00  コミー元長官議会証言

 

明日に向けて、またテロが続き円高でしたが今日は小動きになりそうです。

明日の動きを見てトレードしたいと思います。

 

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