予測不能の為替市場

FXのファンダメンタルブログ。何故相場が動いたのかを探る。

2017/4/26振り返り 税制改革発表

 

4/26 水曜日

 

 遅くなりました。本日は仕事がある為ざっくり更新になります。

 

昨日は税制改革発表を前に、ドル高で進みました。

発表前までユーロドル・ドル円もジリジリとあげる展開。

 

また、昨日動いた通貨で気になったのはユーロ・豪ドル。

オーストラリアのCPIです。

 1-3月期 四半期消費者物価(CPI) [前期比] 

1-3月期 四半期消費者物価(CPI) [前年同期比] 

それぞれ予測と結果が

前期比 予測0.6% 結果0.5%   

前年同期比 2.2% 結果2.1%

 

-0.1%の乖離しかついておりません。

前回のCPIでいえば結果は前期比は一緒で、前年同期比でプラス。

ですが、、、発表時のユーロ豪ドルのチャート

f:id:mainichifx:20170427141913p:plain

(出先の為、webから拾ってます)

 

10:30すごい上げてます。

予測が高すぎただけでは?と思ってしまいますが。

買われやすく、売られやすい状況だとこうなるわけですね。通貨選び重要性・難しさを感じます。

 

 

そして、2:30税制改革案の概要が発表

公的企業の法人税税率を現行35%から15%に引き下げる。
海外還流利益の税率については、現行の35%から大幅に引き下げることを検討。ただ、ムニューシン長官は政権と議会が新たな水準をめぐり、意見のすり合わせを行っているとし、明確な数字は示さなかった。
個人については、税率区分を現在の7区分から3区分(10%、15%、35%)に減らす。(ロイター引用)

 

WSJに税制改革案についてまとまったいい記事があったので記載

トランプ氏の税制改革、早わかりQ&A - WSJ

 

また昨日トランプ米大統領が、北米自由貿易協定(NAFTA)離脱の大統領令を出すことを検討しているとの報道も流れました。

メキシコペソとカナダドルへの影響が大きいものです。

 

僕はムニューシンの発表が終わった時点、質疑応答の途中にSell the factでドル円をショート。

結局下げきれず、+25pipsで決済。

ダウも下げませんでした。

 

結局、税制改革案はまだ不透明なままです。

また今年中に実現すると発言していましたが、そこもまだまだ不確定要素が高い状況となりました。

 

それではもう本日、日銀の金融政策発表は終わってしまいましたが、まだECBの金融政策発表がありますので確認したいと思います。

まだ、フランスの決選投票が終わっていませんので新しい材料は出にくいとは思いますが、バイアスはかけずに確認してトレードしていきます。

昨日からユーロが上がっていないので期待上げが無かった、コンセンサスがそこにないという事は確かです。

 

昨日の要人発言

ムニューシン長官 

税制改革の概要

ライアン米下院議長

大統領税計画の8割において下院共和党は賛成

 

発表された経済指標

オーストラリア CPI(前年比)

前回1.5% 予想 2.2%  結果2.1%

 

カナダ小売売上高(前月比)

前回2.3% 予想 0.0%  結果-0.6%

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