予測不能の為替市場

FXのファンダメンタルブログ。何故相場が動いたのかを探る。

2017/5/25 FOMC議事録

5/24月

取り上げるロイターのニュースが二つ

1、格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービス中国の自国通貨建てと外貨建て格付けを「AA3」から「A1」へ1段階引き下げた。成長が鈍化し、債務の拡大が続くに伴い、向こう数年で財政面の健全性が低下するとの見通しを示した。

 

2、追加利上げにやや慎重な姿勢を示した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を受けて、ドルが主要通貨に対し下落した。

ユーロ/ドルEUR=は0.2%高の1.1204ドル。フランス大統領選を経て政治的な懸念が薄らいだことや、ユーロ圏の堅調な経済指標などがユーロ買いを後押ししている。

この日公表された5月2─3日のFOMCの議事要旨では、金融政策当局者が、最近の統計で示された経済成長の減速が一時的なものであることを示す根拠が確認できるまでは利上げは控えるべきだとの見方で一致していたことを明らかにした。

2015年12月にゼロ金利の解除に踏み切って以降、連邦準備理事会(FRB)は利上げを注意深く進める姿勢を維持している。

一方で、FOMC参加者のほぼ全員が、年内に保有金融資産の規模縮小に着手するのが好ましいとの見方を示していた。(ロイター)

 

はい。

中国の格下げはあんまりインパクトが分からない!

オージーはそこま反応してないようにみえます。

 

そんで、議事録。

 

FOMCメンバーのほとんどは、今後の経済指標が前回(3月)の見通しに沿った内容である限り、金融緩和を近いうちに一段と縮小すること-つまり、6月会合で次の利上げを行うことが適切であるとの判断を示した(井上哲也さん)

 

これは微妙な判断ですね。経済指標の軟化は一時的と判断しているが、今後のデータ次第の部分はあるってことでしょうか。

マーケットの反応としてもドル円も直後は下げましたが、現在ほぼ戻しています。

今後のアメリカ指標には注目してみていきます。

 

利上げが起きなければサプライズで全力売り。

利上げ後の場合はマーケットの反応をみつつ売り目線で確認します。

 

発表された指標

米3月住宅価格指数

予想+0.5% +0.6%
米4月中古住宅販売件数

予想565万件 結果557万件

 

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